予防して健康

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歯科での平均的な治療費について

「歯医者は歯が痛い時に行く」というのが、これまでの日本における歯科の使い方でありました。虫歯を削る音や消毒薬の匂いや苦みなど、幼い時のトラウマ的な記憶とも相まって、痛みを覚えた時しか歯科を訪問する事はない方も非常に多いと思います。しかし近年「予防歯科」という新しい考え方が浸透しつつあり、よく耳にする言葉に「フッ素」などというものがありますが、これによって歯の表面にコーティングをし、色素の沈着や虫歯の予防を助ける効果を期待して、その施術を受ける方が増えています。また市町村の中には虫歯予防への取り組みの一環により幼児などを対象に健歯診断などを行うところも増えてきています。これは一重に歯科による医療費の削減を目指すものとも考えられます。現在の歯科治療に費やす金額は1ヶ月でおおよそ一万円程度と考えられています。

現在の方向性について

現在各歯科医院では「定期診断」を行うところが増え、ハガキにてお知らせという形で受診者に連絡を入れる傾向が強まっています。これまで受け身であったものが、発信する立場に変ってきています。市町村の実施する「医療費削減」と、歯科医院の実施する「予防歯科」の両者に相互利益の光が差し込んでおり、この傾向は依然強まるものと思われます。ひいてはこれを享受する受診者の益得になることではあります。欧州とくに歯科治療の先進的な北欧の考え方に近まっており、近代的で組織的に展開しています。一方では「予防歯科」は自費の部分も少なくない為、逆に費用がかさむという声も無きにしも非ずですが、年間的な長中期的な費用で換算すると、必ずしも費用が増えるとは言い難いため、痛む経験を差し引けば、有益な点は多いと思われます。